Posts Tagged ‘レザー’
だんだんといい味がでてきた.。トラッドバイソン メンズレザーベルト(tradbison leather belt)
日曜日, 6月 14th, 2015革好きの私としては、エイジングされたレザーほど格好いいものはないと思う。
逆に新品はどうも、「ピカピカの1年生」みたいでどうにも我慢ならない。
今回新しくモルフォーゼで販売した「トラッドバイソン レザーベルト」。
はじめからちょっとタダモノではない雰囲気があったものの、使い込むうちに「まさかここまでとは・・・・」と
思い知らされるようになった。
●全然歪まない?!
「どうして??」と某自動車保険のCMが思いつくような投げかけをしてしまうほどに、歪みません。
このベルト、ほぼ毎日(エイジングのためです)着用し、8ヶ月が経過したもの。安物ベルトではすでに曲がったり、ゆがんだりしているのだが、ベルトホールのところですら、「ちょっと」曲がってるレベル。
●まだまだこれからです
バックルに使われているのは真鍮。エイジングラヴァーにはたまらん素材ですが、8ヶ月ごときではまだまだ「青二才」な感じ。それでも徐々に光沢部分と鈍く沈む部分が出始めてきました。
●イタリア人タンナーに脱帽!!
ベルト剣先部分のアップ。
ここは衣服とも擦れるし、ズボンのベルトホールに通す際に何度も当たりまくるところで、一番劣化が進むところです。
が、ほとんど新品のソレと変わりません。
ただ、レザーの表面はいい感じに柔らかさが出て、肌質もやや光沢を帯びてきました。
このベルト、なにがすごいって、使い始めてから一切、保湿クリームなどの種のことは一切していないこと。
しかもそれがメーカー推奨、ということ。「どうして??」といいたくなりますね。
革をなめす段階でたーっぷりとオイルを染み込ませてあるから。また、とても質のよいオイルを使っているため、レザーがどんどん元気になる感じ。
使えば使うほど、クタクタになるのではなく、だんだんとしっとりとしてくる感じ。
この感じだと、私が狙うところにたどり着くまでに5年はかかりそう。
ここまで楽しみに思わせてくれるベルトって、そうそうない気がしませんか??
ステラドラゴ(stelladrago) レザージャケット 即納在庫わずかです!
木曜日, 2月 16th, 2012時折暖かい日が来ると、ダウンジャケット+セーターではなく、レザージャケット+ロンTにしたいなーと思うようになりますね。
防寒着、ではなく、ちょっと「ちょいワル」に仕立てる、そんな感じ。
ステラドラゴのレザージャケットも、タイトフィットでボディラインがきれいに出る人気のジャケットです。
着こなすほどに味わいの増す、とても上質なレザーを使っていますので少々お値段は張りますが、5年後が楽しみになるジャケットですので、いいお買い物だと思っています。
さて、そのステラドラゴのジャケットも、現在庫数がわずかとなってきました。
以降は受注生産となるため、45~60日ほどお待ちいただく必要がございます。
すぐに手に入れて、春をスタートさせたい方!、以下は必見です!
ステラドラゴ(stelladrago)レザージャケットの詳細、ご注文は
詳細ページ→→→ http://morphose-homme.com/top/main/stelladrago/jacket.html
注文ページ→→→ モルフォーゼ Stelladrago(ステラドラゴ)のページ をご覧ください。
TUSTING(タスティング) 英国老舗シューレザーの老舗が作るガーメントケース
火曜日, 1月 31st, 2012
ただのスーツケース「ガーメント」にあらず、スタイリッシュなルックス。
ガーメントとして、単にスーツを持ち歩くためのバッグとしてではなく、この時点からセンスは見抜かれているだと、そんなことを意識させられるような存在感あるルックスだ。シューレザーが見せる独特の雰囲気は、男の道具にふさわしく、ミニマルなデザインで、しかしながら十分にその存在感をアピールする。
新品でこの状態。
つまり、エイジングを重ねたレザーはさらに重厚になり、深みある艶を見せ始める。それはあなたのヒストリーそのものであり、“男としての味”を感じさせるスタイルへと進化をし続ける。
一家が引き継ぐ、英国のちいさなブランド。
いよいよMorphoseに登場。
タスティングはまだまだ日本では無名なブランドですが、
著名靴メーカーに革を卸す「タンナー」として起業し、今日では英国でも評価の高いオリジナルバッグを作る小さな工房です。
このアイテムの存在を知りつつも、各所で仕様変更等があり、
2012年、正式に本国よりデビューが決定!
プレリリースとして、皆様に情報をご提供します、
気になった方は要チェックください!!
ブラックとレッド。あなたの感性に問うカラー。
タスティング レザーガーメントはブラックとレッドの2色をご用意。
ブラックは内装がワイン、レッドはブラックになります。
Morphoseの予想ではレッドが全体の4割を占めると思いますが
販売数によっては、途中でカラーを増やすこともあります。
5/6:再入荷しました!新色でブラウンも追加!ぜひ下の注文ページにてご注文ください。
ご注文はコチラから: http://morphose-homme.com/top/shop/tusting_garment_cart/
TUSTING Leather garment
Color:Black, Red, Brown
Size:W58cm×H47cm×D3cm 約1400g
Price:¥48,300-.
ラナパー売れています!!
日曜日, 11月 27th, 2011爆発的に、まではいきませんが、この“良さ”を知ると、他のは使えません・・・
レザークラフトマンも皆、オススメしていますのがこの「ラナパー」です。
このスポンジで塗りこんでいくのもイイんでしょうが、油分を適量含むため(他のものと比べて若干少ない)ベトつきません。
大体、塗った後は少しヌルつくもんですが、半日ほど置いておけば「あれ?」ってくらい跡形もなくなります。
でも間違いなくしっとり感がでている。ツヤもちゃんと出ている。
余計なことをしないって表現が一番ふさわしいです。
前回、こんだけ売れるかしら??と思うほど仕入れましたがなくなっちゃいました。んで第2弾も無事到着。
一度、ダマされたと思って使ってみてください。(ダマしませんよ、ご安心を。)
この商品の詳細は、Morphose ラナパーのページをご覧ください。
FOXの真髄、英国工場がついにベールを脱ぐ!!
水曜日, 10月 26th, 2011今回ご紹介しました「FOX アンブレラ」は、
FOX アンブレラ アニマルヘッド をはじめ、
レザー、マラッカハンドルをご用意しています。また、ご予算的に合うようでしたら、ぜひソリッドラインもご検討ください、ゼッタイオススメです!
また、「エムピウ バッグ」は、
m+ エムピウ B4バッグ テネラ 以外にも、
エイジングが特にすばらしいワンショルダータイプとトート、薄型のウエストポーチなどもあります。
また、イタリアンレザーの素晴らしさを存分に堪能できる財布、ちょっと変わっていますがファーのスリッパ、そしてマウスパッド・・・エムピウワールドでレザーの素晴らしさと面白さにハマってください!!
ラナパー 100ml入り が入荷しました!!
日曜日, 6月 5th, 2011リクエスト:Morphoseデザイナー訪問:m+
火曜日, 3月 8th, 2011この記事は少し前のもの。
今見てもデザイナーのコンセプトが詰まった過去ブログ(以前使ってたCMSのもの)は面白いものだ。だから新しく越してきたコチラにも掲載させていただこうかと。
みなさん、こんにちはー。
先週東京出張行ってきましたよ。日中は暖かくても
やっぱり東京の夜も寒かった・・・
てなわけで、今週・来週の2回に分けて、東京出張での「Morphoseのデザイナーさん訪問」をお送りします。
まず1回目は、なんとあのエムピウさまを直撃します!!最近ではかなり「m+」ブランドもメジャーですよね? オーナーってどんな方なんでしょうね?!ガッツリ素顔に迫りますよ!!
そして2回目は、Visionnairehのトレンチコートをご提供くださったMollowさまとの対談をお送りします。
Morphoseでも取り扱っていますが、そのブランドが生まれているゲンバを訪ねます。
======エムピウ代表 村上雄一郎ってどんな人?======
お邪魔したのは1Fにある、ショップ。 念願叶ってやっと来られた!!
お声をかけさせていただくと、2階からオーナーであり、デザイナーの村上雄一郎氏が降りてこられました。
M:ああ、どうも!やっとお会いできました!今回はお忙しいところお邪魔します。
村上氏:(以下 村:)あーいやいや、こちらこそ・・・
そんな、当たり前のやり取りから始まりました。
まずはアイテムを見ながらのお話をいただきました。
多少緊張の面持ちで伺ったのですが、最初の1時間足らずで気兼ねなく、色々とお話をさせていただきました。(失礼がなければよかったんですが)
初めはどこそこのショップがこのウエストポーチをよく販売してくれるとか、エムピウ自体のWEBショップはどうだとか、割と具体的な話を伺っていました。
ですがそんな話も初めだけで、脱線しまくりの、でも本当に楽しい時間をすごしました。
ショップ店内の様子。敷布のレザーがなんともカッコイイ!!
壁面にもアイテムがズラリと並んでいました。ずいぶんあるんだなあ!
======エムピウの世界感を垣間見る=========
革といってもすごく種類がある、染めにも種類があるのもみなさんご存知かと思います。
村:「エムピウではイタリアで染められたブッテーロという革を使っています。ブッテーロに使用されるのはフランス産の原皮です。ブッテーロにこだわるわけではないんだけど、成牛でこれだけの仕上げをできるところはそうそうないんです。中には『ウチは食用牛の革を使っています』っていうのをウリにしたり、その逆もあったり。肉は霜降りがおいしいけど、革は脂っこくなっちゃうとか、そんな話も聞いたことがあります。
日本にもなめし工場はあるんですけどね。そんなこんなで、なかなかブッテーロに匹敵する革が手に入らないんですよ。」
へぇ~、革にも色々あるんですねぇ・・・・
そういえば、Morphoseで扱っている「國鞄」はすべて国産だって話だから、よほど革に値段がかかるんだろうな、とふと思った瞬間でもありました。
村:「それだけいい革を使うんだから、なるべくそのままで使ってやりたいってのが基本ですね。なるべく1枚の革をそのままにね。なるべくいじらないから、製品になっても革のよさが生きてくるんですよ。」
村上氏が作る製品は、どれも新品よりも何年か経過してきたほうが俄然格好よくなる。ある程度使ったものを見て、その後で新品を見るとほとんどの人が使ってきたほうがイイ!!と指差すくらいだ。
村:「ウチの商品を扱ってくれているお店の方でね、財布(ミッレフォッリエ)をメインにやってくれているところなんですが、ある日泥棒に入られちゃってね、その人がずっと使って自分で育ててきた財布も取られちゃって。一番それを嘆いていて、あまりにかわいそうだから同じサンプルのものを提供したんです。もう一回初めからだけど育ててあげて下さいって。」
なんかイイ話なんで聞いているこっちまでジーンときてしまいました。
感情豊かにお話くださる村上氏。人とお話されるのもお好きなんでしょうね。
お話の場所を移動して、2階の事務所へ上がりました。
うーん、ここが「m+」の生まれるゲンバかー
何か感慨深いなぁ~~
マシン好きのボクとしては、たまらない光景!!
どうやって使うんかな?何か作りたい・・・
ここで試作を作られてたんでしょうか?
切り出された革が山のよう。何か作りたい・・・
素材はアレだとしても、縫製とか作りとか、日本人は『イタリア製』とかに弱いですけど、村上さんはどう思いますか?
村:「日本の縫製とかは細かいところまですごく綺麗。
イタリア製は、ブランドとかにもよると思いますが、いやブランドというより、街の革製品屋さんとかでは
仕上がりが多少やぼったくなっても厚いまま使ったりしているようなところもあるかと思います。
その雰囲気が割といい感じだったり。
また厚いまま使うので千切れづらくなり、結果丈夫ではないかと。エムピウも国産ですが、その辺はちょっと厚いままといったところがあるかもしれません。
イタリアの革製品屋さんが作るものは、なので割と丈夫なのでは。長持ちするから、いい味がすごくでる。また壊れても修理してまた使うってのが普通。どちらかというと日本人は新しいの買っちゃう、みたいなところってなくもないですよね。エムピウでは、壊れたら可能な限り修理出来たらと思っています。といっても全部してたらやっていけなくなっちゃいますが。ま、その辺も含めて可能な限りということで。そういえば前に販売当初にサイフを買っていただいた方がいらしてね、新しいのも買ってくれたんですけど、これもなんとか修理して使いたいって。ほんとにボロボロだったんですが修理というか、別注みたいになっちゃいましたよ(笑)」
それだけ、大切に愛着を持ってもらえるのも、作り手としては嬉しいことに違いないなと、また熱くなってしまうのでした。
みなさんも、「こんな面白い商品を作る人ってどんな人なんだ?」と気になった思いますが、ざっくばらんで、大変お話しやすい方です。
======エムピウが見ているもの=====
エムピウはこれからもどんどんと躍進をし続けていくのだろうと思う。
村:「スーツの下につけても膨らみが気にならないウエストポーチとか、考えていることは色々あるんですよ」
えー、本当ですか?!楽しみ!早く見たい!!
てな感じでした。今見ても見ごたえあるぅ~